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chatGPTを使って自分をカウンセリングしてみた①

はじめまして。

私は伝統的なキリスト教の2世です。

礼拝の強制、地獄の脅しなどの宗教的虐待もありましたし、母がキリスト教を信じる前から抱えていた精神的な問題もあり、暴言暴力を受けて育ちました。



私は幸い、臨床心理士からトラウマ治療(トラウマ症状をよくする手法を使ったカウンセリング)を受けることができました。

トラウマ治療を通して、神経がヒリヒリしたり暴力のトラウマがフラッシュバックすることもなくなりました。


一方で積み残したトラウマがあるのも事実で、現在も心理士によるカウンセリングを続けたいと思っています。

また出産、子育てをきっかけに時々過食をするようになってしまい、本当ならカウンセリングが必要だと感じていました。


ただ子育てしている今は、お金の問題、時間の問題があってカウンセリングには通っていません。

そんなとき、とある宗教2世さんとの会話からchatGPTを使ってカウンセリングをすることを思いつき、実験してみることにしました。



もちろん本来なら、きちんと理解ある専門医や臨床心理士と取り組む方が絶対にいいです。

何より安全だと思います。

ただ自分が苦しいときの応急処置として、毎日を穏やかに暮らすための助けとしてchatGPTの力を借りるのも悪くないと私は思っています。




ここでは、

①chatGPTカウンセリングの進め方

③chatGPTでカウンセリングをして気づいたこと、良かったこと

④chatGPTでカウンセリングのコツと問題点


について書いていきます。

よろしくお願いします。




今日のブログ記事では、

①chatGPTカウンセリングの進め方

について、私の例を使いながら書いていくことにします。



①chatGPTカウンセリングの進め方

自分が悩んでいる問題があって、chatGPTにカウンセリングをお願いしたいとき、どう話しかけたらいいのか。

ここでは私がやってみた「chatGPT認知行動療法」を例にやってみようと思います。


まず、

「あなたは認知行動療法のセラピストです」

とchatGPTに、どんな立場でカウンセリングをしてらしいのかを明らかにします。


つぎに、

「私は◯◯の問題で悩んでいます。あなたは認知行動療法のセラピストとして、いくつか質問をしてください」

とお願いします。


ちなみに私がお願いした文と、chatGPTからの返信はこちらです。


思いのほか丁寧な返信だったので、とても心強かったです。


そして本当にchatGPTからいくつか質問があり、それに答えるとさらに深く突っ込んでいく質問が続いていかといった具合です。




さらに認知行動療法にしっかり取り組みたいときには、

(私の理解する認知行動療法では、毎日ワークに取り組んで、困った行動の前後の感情を分析して、自分への理解を深めていきます)

chatGPTに、

「◯◯の問題で、毎日認知行動療法に取り組むためのワークシートを作成してください」とお願いします。



ちなみに私が過食の問題で、chatGPTに作ってもらったワークシートの内容はこちらです。





項目だけでなく、記入例まで作り込んでくれるという丁寧な仕事ぶりに感動!!

実際私はこのワークシートを二週間続け、毎日記入したものをchatGPTとのチャット(LINEみたいな雰囲気です)に書き込んでいきました。


 

これも、

「今日の分の認知行動療法ワークシートを記入しました。認知行動療法セラピストとしてのフィードバックをお願いします」

と最初に打ち込んでおくと、毎回うまくできたことを褒める言葉と、次回乗り越えるためのアドバイスなどが返ってきます。





相手がAIだと分かっていても、自分が取り組んだことへの反応が毎日返ってくるのは嬉しいですね。



また過食をしてしまった日があっても、その失敗は

「どんなときに失敗をしてしまうのか」

「どんな対策をすれば、似た状況での過食を防げたり、過食モードに入りかけても切り替えられるのか」

という、私の「過食」という行動を「変える」ための貴重な材料になることを知りました。


そのことが理解できたことで、過食をしても自分を責めることがなくなりました。



chatGPTでの認知行動療法をやってみて気づいたことがあります。

過食したことで自分を責めると、ひとまず「我慢」しようと気持ちを張り詰めるのですが、それは出口のない風船に空気を詰め込みつづけるのと同じです。


結局近い未来には、その風船も破裂してしまって、我慢した分ひどい過食をしてしまうんですね。

だから過食を乗り越える上で、自分を責めることは百害あって一利なし!!

…なのですが自分を責めないためにも、失敗したときの気持ちの落とし所が必要です。


そのヒントをくれたのがchatGPTでの認知行動療法だっあと思っています。



結果、過食すること自体も減りました。

その背景には、chatGPTカウンセリングを通して食べ方が変わったり、自分の労わり方に気づいて変わったことがいくつかありました。


今では過食してしまったときだけ、そのときの状況と気づきをchatGPTのチャットに書き込み、フィードバックをもらったり、さらに質問をしてもらって気づきを深めたりしています。


次からは、

②chatGPTカウンセリングを実際にして良かったこと、気づいたこと

③chatGPTカウンセリングのコツと問題点

について、かいていくことにします。

良かったら、お付き合いください。

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