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未成年が逃れる方法

更新日:2020年5月6日

方法論に入る前に。

あなたは、本当にその宗教を辞めたいと思っていますか? 心のどこかで「まだ続けてみよう」「もう少し打ち込めば分かるかもしれない」など希望を持っていませんか?今まで親に育ててきてもらったから、宗教を信じることで恩返ししようと思っていませんか?

もし一つでも当てはまれば、この文章や他の「宗教を辞めた」方々の文章を読むべきではありません。

あなたが冷静にその文章を受け止め、自ら結論を出すことができるのであれば話は別です。しかしそれは多くの人にとって難しいものです。

多くの人は、影響されます。とても簡単に。

あなたが宗教から逃れるかどうか決めかねていて、少し辞めたい方に偏っている。

そのタイミングで宗教を辞めた人たちの文章を読めば、あなたは一気に行動するかもしれません。

しかしそれはあなた自身が考えた結果ではないのでは? あなたが自らの将来を決めることはできませんが、その過程は少し決められると思います。 その過程を、できる限り自分で決めてください。

そうしないと、あなたは宗教を辞めた後別の宗教や宗教めいた何かを心の支えにするかもしれません。最悪の場合、辞めたはずの宗教に戻っているかもしれません。 本題に入ります。

未成年の方が、宗教を辞めるにはどうすれば良いのでしょうか。

辞めるにあたってまず越えるべき課題は、忌避でしょう。 もし親の対応が柔らかいと予想されるなら家庭内で同居したまま忌避され続けるのもアリだと思います。 私の場合、親に強硬な(辞めるなら出て行けなど)対応をされることがわかっていたので色々考えました。

簡単に思いつくのは、友人や信頼できる大人の家に匿ってもらうこと。 これは悪手です。あなたが未成年であれば、未成年の略取と誘拐に当たってしまいあなたを匿ってくれた方が罪に問われます。

では、良い方法は?

行政を頼ることです。間違い無いです。

これは未成年かつ18歳未満でないと使えませんが、児童相談所に相談できます。そこであなたの現状をしっかり話せば、虐待として認定されるかも知れません。

認定されれば、流れに身を任せます。その後はあなたの自由が待っています。おそらく一番大変なのは自由を得たあとなのですが。

この方法が使えない場合はかなり難しいでしょう。未成年だと一人では家も借りられませんし、親が大学への進学を許してくれないかも知れません。耐えるか、逃げ出すか、わずかな希望を抱いて地元の役所に相談することも一つの手です。(改正民法施行が2022だったはずです、そこまで待てば家を借りれるようになってるかも知れません)

未成年が逃げるには、行政を頼ることが必須であることをご理解頂けたと思います。

かなり端折りましたが、最終的には行政に頼らざるを得ないのが現状です。

誰かに頼ってまで逃げるのは気が引けるかもしれませんが、将来納税すればいいんです。

そのくらいの心持ちでいましょう。納税して役に立てばいいんです。多分。

まとめとして、もしあなたが本当に逃げたいなら、行政を頼りましょう。

それしか方法はないかも知れません。


こあら



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