どうも、こんにちわ。
元祝福二世堕落人間原罪有無不明男の富士山です。
素敵な宗教の理想世界について、一度は頭の中で検証したことがあるのではないでしょうか。
そんな検証を、皆さんと一度共有したいと思います。
1,家庭連合が目指す世界について
2,そもそも全人類って今何人?どのくらい増える?
3,”神様の下”の人類一家族世界!今世界に神様は何種類?!
4,思想や考え方の違いも平気!普遍的真理のもと一つになれる!
5,死後の見えない世界ではない!地上天国が訪れるために起こる変化!人類補完計画!?
6,統一原理への反論と結果
1,家庭連合が目指す世界について
このサイトには、他の宗教の二世もいらっしゃるので、簡単に統一教会のご紹介です。
旧統一協会は、超宗教、超国家的考えのもと「全人類一家族世界」を目指しています。
みんな家族!なんて素敵な社会ですよね!具体的に、家庭連合のHPでは下記のような表記があります。
”家庭連合が目指す平和な世界は、「神様の下の人類一家族世界」です。
世界中の人々が、国や民族、言語、宗教などの壁を越えて、一つの家族のように分かり合い、協力し合い、助け合うことができたら、どんなに素敵な世界ができるでしょうか?
家庭連合では、その平和のモデルを家族の関係の中に見出しています。
家族の関係においては、たとえ個性や考え方の違いがあったとしても、一つの目的の下にお互いを尊重し、助け合うことができます。この家族の関係を地域・国家・世界に拡大して、地域の人々や世界中の人々と家族のような関係を築くことで、平和な社会、国家、世界ができると考えています。”
~世界平和統一家庭連合 HPより。~https://ffwpu.jp/about/peace-symbiosis
お!なんか素敵そう!確かに、平和な家庭が平和な社会を築く!なんと素晴らしいことでしょうか。
そうだ、今は離婚率は30%を超えるとも言われ(※1)、家庭内暴力や、昔ながらの大家族としての暮らしから、核家族への生活形態の変化、孤独死の増加など、決して幸せな家庭が築かれていないことは、社会課題としても非常に注目されている。
人類一家族になることができれば、平和な世界が訪れるのではないか!
そんな検証を行ってみたいと思います。
2,そもそも全人類って今何人?どのくらい増える?
人類一家族世界ですから、その具体的なイメージ持ちたいですよね?
全人類って普段考えることがないので、一度改めて調べてみました。
国連の広報室によると、下記のように人口を推移するそうです。
”世界の人口は2019年の77億人から2030年の85億人(10%増)へ、さらに2050年には97億人(同26%)、2100年には109億人(42%)へと増えることが予測されています。”
画像は国連人口基金から。
へ!?!?2100年には、109億人になるの?!
というか、人口増えすぎじゃない!?
そんな驚きもつかの間、この全人類が一つの家族になるというのだから、イメージがわかない。
でも、なんとなく100億人以上の人が平和になる社会は幸せそうというざっくりとした幸せイメージだけ、ここでは持っておくことにしよう。
3,”神様の下”の人類一家族世界!今世界に神様は何種類?
全人類はなんとなく理解できたので、次は”神様の下”を検証しようと思う。
僕たち統一教会の教えを聞いていたので、1人の神様を想像しますが、各宗教ごとにいろんな神様が存在しています。
世界の宗教の数と信じてる神様の数を数えてみたかったんですが、正直わからず・・・(諦め早い)
でも、目安になる数字として、日本国内だけでも181,810宗教が存在するとのこと!
簡単にフェルミ推定で、日本の人口が1億2593万人で、世界の人口が77億9500万人なので、人口に比例して種類が増えると考えると、1,128,413宗教!
この数え方だと、重複があるはずなので、ざっくり100万宗教だと考えてもすごい数ですよね!
1宗教1神様となる一神教の宗教もあれば、多神教の宗教もありますが、少なくとも100万を超える神様の下の人類一家族世界を目指していることになります。
また忘れていけないのは、無神教の人もいること。人類77億のうち、何かしらの宗教を信じている人は60億を超えると言われています。(※2)
逆に信じていない人は、17億人近くいることになりますね。
ただでさえ、これまで宗教間での戦争が起きていた歴史的事実があり、神様自体信じていない人が17億人いて、100万の神様がいたら、カオスです。
そんな中、唐突に社会を平和にする家庭連合。
神様の下、人類一家族世界を築くことで平和が訪れるのです。
その秘訣についてもしっかり考えてあります。
4,思想や考え方の違いも平気!普遍的真理のもと一つになれる!
冒頭でも引用しましたが、
「家族の関係においては、たとえ個性や考え方の違いがあったとしても、一つの目的の下にお互いを尊重し、助け合うことができます。」
とあるので、別にヒンドゥー教のお父さんと、統一教会のお母さんと、モルモン教の子供と、ゾロアスター教のおばあさんがいても、一つの目的さえ、お互いを尊重できれば助け合えることができるのです。
そう、一つの目的の下ならね!!
でも、、、んなもんどうやって・・・!
それな疑問をも解決してくれるのが、家庭連合の教義なのです。
家庭連合のHPには、下記のように記載されています。
”世界平和統一家庭連合の主な教義は、「統一原理」と呼ばれる体系的な思想です。
統一原理は、人が正しく生き、理想家庭と世界平和を実現して幸福になるための道として、文鮮明総裁が長い年月をかけて宇宙に潜む普遍的真理を解き明かした体系的な理論です。
統一原理は大きく、 ①創造原理 ②堕落論 ③復帰原理 の3つから成り立っており、宇宙の根本は何か、人生の目的は何か、人間はどうして生まれたのか、不幸の原因はどこにあるのか、どうしたら平和で幸福な世界ができるのか、といったさまざまな問題が明確に解かれ、人類の未来に新たな指針を与えるものです。”
宇宙に潜む普遍的真理が解き明かされてたあああああああああああああああああああSUGEEEEEEEEEEEEEEEE!!
普遍的真理が分かったなら、100万の神様がいても、地下鉄にサリンまくやついても安心です。普遍的真理わかってるんだから、それに従えば問題ない!さすが!超宗教を目指してるだけあるね!!
普遍的真理については、統一原理を学べばわかるので、あとは見ておいてください(適当)
5,死後の見えない世界ではない!地上天国が訪れるために起こる変化!人類補完計画!?
そして、この手の平和話によくあるのが、「世界は平和になったよ。あの世ではね!」という目に見えない世界では完結してるけど、あなたの心は曇っているからわからないという論調です。
”普遍的真理がわからないと理解できない平和なんじゃないの!インチキだと!”
そう心配したあなた!
ご安心ください。
家庭連合のHPには、このように記載があります。
”私たちの究極的な理想は「神様の下に人類が一つの家族である世界」が実現されることです。
家庭連合の教理解説書である「原理講論」では、天上天国は地上で天国がなされてこそ築かれると説かれています。
地上で天国を作るためには、私たち一人一人が、理想的な人格を完成し、愛し合い、互いの為に生きあう社会が実現されなければなりません。
そのために私たちは、日々人を愛する実践、奉仕する生活を心がけ、人格の発展に努めています。”
そう、あの世の天国だけではなく、地上で天国が前提なんです!2100年に地上天国が実現されるとしたら、人類109億人で作られる地上天国です!100万を超える神の下の人類一家族世界ができるんです!
そんな馬鹿な。
この貧困と飢餓と戦争にあえぐ、この現実社会で、天国がなされるだと。
すごすぎるではないか。
この未完成な人類が、統一原理によって、完成するなんて。すごすぎるではないか。
でもね、ぼくこの話聞いたことあったんです。
皆さん、エヴァンゲリオンというアニメ知ってますか?
そのアニメで出てくる積極的でちょっとエッチなお姉さんミサトさんによるとこんな話があります。
「出来損ないの群体として既に行き詰まった人類を、完全な単体としての生物へ人工進化させる計画=人類補完計画」
これ人類補完計画やないけええええええええええ
気づいてしまった。まるでパクリ。盗作←
僕は、この秘密に気づいてしまってもなお、統一原理が唯一無二の絶対的な真理であると言わざるを得ない現実を、目の当たりにしてしまいました。
6,統一原理への反論と結果
僕は、20年間統一原理を勉強してきて、いろんな現実をみてきました。なので、エヴァンゲリオンのマネごとの統一原理に、全力反抗してみることにしました。
僕「理想家庭の模範となる教祖一家の”真の家庭”は、ぐっちゃぐちゃじゃないですか?」
連合「それはね、、ファーストインパクト!!!」
僕「人類始祖の堕落の原因となった性行為だが、教祖さまは3人の奥さんとお子さんがいるのはどういう」
連合「それはね、、セカンドインパクト!!!!!」
僕「き、教祖さまがお亡くなりになった後、真の家庭は3分裂されてるじゃないですか!これでどうやって、全人類が一つの目的の下にお互いを尊重し、助け合うことができるんですか」
連合「それはね。。。。サードインパクト!!!!!」
僕「教祖さまたちの摂理復帰のおかげで、せっかく神の血統へ転換できた祝福二世の多くが教義から離脱したり、苦しんだりしている。その数は6割を超えると予想される。このままどのように理想家庭モデルを世界へ拡大していくんですか」
連合「それはね・・・・・・フォースインパクト!!!!」
僕「こ、こ、こ、こ、こ、こ、こ、こ、こ、こんなにたくさんある宗教や思想、そしてそれぞれの信じるものの決定的価値観の違いをどうやって同じ目的意識にもっていくことができるんですか!!!!」
連合「フィフスインパクト!!!!!!!」
僕「と、と、と、と、と、統一原理は普遍的真理とありますが、科学的に人類始祖は2人の人類から始まっているとは言い難いのでは。」
連合「んなもん、科学でもまだ断定できひんやろ。それを信じるかどうかは、それぞれのFaithの違いや」
いかがでしたでしょうか。
僕の完敗です。完全なる敗北。
こんなの勝てるはずがない。
実際には◯◯インパクト系の発言をされたことはないですが、だいたい回答は同じで、
”いつか霊界が変わる”や、
”現在はトウゲン期間”や、
”私達が理解できない神の深い心情のもとなされてる摂理”
などの理由で説得されます。
抽象度をあげると、何かしらの転換点≒セカンドインパクトによって、平和が訪れるということです。
まさに、「家族の関係においては、たとえ個性や考え方の違いがあったとしても、一つの目的の下にお互いを尊重し、助け合うことができる社会。」のためには、いつか訪れるセカンドインパクトに備えて、統一原理という普遍的真理の元、心身ともに見を清らかにして備えなきゃいけないのです。
たとえ、その普遍的真理を真実つけることの影響で、
家族が自己破産したり、
兄弟が鬱になったり、
働けない体になったり、
他の親族から縁を切られたり、
いじめを受けたり、
一般社会で多大なるハンディキャップをもったとしても、
それは世界平和のためだと理解しなければなりません。
・・・
そんなこんなで僕は、こんな人類補完計画を企画するUCとは決別し、自らの意思で自らの平和を掴み取れる道を歩むことにしました。
人類補完計画を計画する特務機関UCに、僕は人生を賭して勝負をして、果たして勝てるのであろうか。
後半へ続く。(続かない)
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