二世問題の根本って何?

最終更新: 2月24日

二世問題の多様性

いや~、ここにある二世ホットラインの記事を読んでみると、カルト、メジャー、弱小、仏教系、キリスト教系、神道系、と宗教もたくさんあるし、各々宗教ごとに悩みも問題になるものも違うよね。内容も性的虐待、貧困、暴力、いろいろあり過ぎて二世問題は複雑すぎですよね。かなり重いし。


でもさ、宗教抜きでもそういう虐待や貧困はこの世の中にたくさんあるよね?それとこの二世問題って何が違うの?いったいこの二世問題の根本はどこにあるの?


例えば、宗教が無くても性的虐待する親は虐待するし、暴力振るう親は振るうんだよね。でも、、、宗教が入ると『子供が地獄に落ちて永遠に苦しむ』と信じちゃってる親が泣きながら殴って子供を矯正させようとしちゃう。子供に対する『愛』で虐待や暴力を行えるんだよ。これは泣きながら殴っている親の心も破壊するし、殴られた子供の心も破壊するんだよ。


悪人は悪行をするし善人は善行する。でも善人に悪行をさせるには宗教があればいい。

実際うちの父母も普段は温厚で子供を思いやるし、子供の教育のために土日も休まずに毎日朝早くから夜遅くまで肉体労働して本当にいい親なんだ。だけど私の妹が社会人になり彼氏ができた時は、彼氏に会いに行く妹を泣きながら殴って引き止めていたんだよ、優しい私の父が。愛する娘が永遠に地獄で苦しむと信じてるから、その愛の故に暴力を振るってたんだよね。


『神仏を元にした倫理観で子供の人権が侵害される』


これが宗教二世問題の原因よね


なので、そこをちゃんと理解して解決していくのが必要なんだよ。だから対応も


『異端カルトから救ってあげるよ、こっちの宗教が真理だよ』ではなくて


『こうやったらあなたの人権が守られる』というふうにやるべきなんだ。


『神仏を元にした倫理観で子供の人権が侵害される』のだから『神のため』から『人のため』に変わる必要があるとおもうのよ。それがヒューマニズムなんだよね


ヒューマニズム

私も最近になって『神のため』から『人のため』に生きるようになったのよ。『全知全能の神がいる』という虚構から、『全ての人間には私と同等の価値がある』という虚構、ヒューマニズムに移行したんだよ


『全ての人間には私と同等の価値がある』=他人の『人権』を尊重することだと思うんだけど、この『人権』ってのは人間が創り出した実在しないコンセプトだし、限界があり常に改善されても行くものなんだよね。






宗教の教義と違って不変で絶対じゃないんだ。時代と共に変化して、奴隷を解放したり女性の権利が得られたりして『人権』はアップデートされるよね、『不変な教義』とはかけ離れてる。そして『人権』に絶対は無いのよね、ケースバイケースの相対的なもの。この人権の不完全で限界があって欠陥がある超ポンコツなところ理解して信じるのよね。


世界観と倫理観

宗教二世問題は親子が宗教という虚構を信じて出来る歪みだけど、その歪みの中で育った人にとってはその虚構が世界観なんだよ、その虚構を取り上げると世界観が崩壊する。


そうすると、その世界観『神が人を造った』を元にしてた倫理観『神のために生きる』も崩壊する。その代わりに提供できる世界観・倫理観が必要なんよね。それが『全ての生物は進化した』という科学的な世界観であり、『全ての人間には私と同等の価値がある』というヒューマニズムの倫理観。


じゃ、具体的にどうするのか?


私にはわかんないです。対処法的ではなくて根本的に二世問題をなくすためにはどうするのか…?信仰をやめろ~と叫んだところで、信仰やめる人いないですよね。そんなに簡単だったら二世問題なんて起こらない。私達にできるところは、宗教をやめて世界観が崩壊した人に「神のためでなくて、人のために生きてもいいのですよ」という倫理観を提供することぐらいです。


二世問題は人類が宗教というおとぎ話から卒業できるまで無くならないよね?たぶん。でも歴史を見たら、時間かかったけど奴隷を解放して女性の権利を尊重できるようになったのだから、人類もいつかは宗教を卒業できるかもしれないよね?


そしたら世界は『神のため』から『人のため』に変わって、もうすこし生きやすくなる…


かもね。


Tea


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