懲らしめの鞭棒の話を含んでいますので、キツイ方は閲覧注意でお願いします。
私がエホバの証人と関わりを持ったのは、約30年ほど前。子ども達に対しムチが盛んに行われていた時代でした。 言ってわからなければ、体で覚えさせる! そう断言していた姉妹もいました。 私は私自身が母親に心身共に痛めつけられ育ちましたし、可能性や人生を潰されたので、証人たちから軽蔑されても、嫌味を言われようと、我が子をムチ打つ事はしない!と心に固く決め、我が子を集会へ連れて行く事はありませんでしたし、制限の多いエホバの証人の教理を教える事もしませんでした。 エホバの証人の子ども達は、能力の高い子どもさんが多かった。
しかし、能力が高いのに大学に進学せず、正規で働かず、高校を卒業したらパートやアルバイトをしながら開拓奉仕をするという生き方をしている。 幼稚園や保育園へ行かせない…多くの子ども達はいきなり小学校で集団生活を始めることとなり、馴染めず苦労している子どもさんも多かった。 学校では出来ない事が多く、証言させられ、その事がいじめにつながってしまったり… エホバの証人の子ども達は、優しくいい子が多いのに…そんないい子達がいじめで苦しんでるのを聞くのは辛かった。 辛かったのはそれだけじゃない。 私は確かにこの目で見てきた!
声を上げないよう口を押さえられ、ムチをしにトイレへ連れて行かれる子ども…
目に涙をいっぱいためて…私と目が合う…お願い!助けて!と、助けを求める目。 臆病な私は何もできなかった。 助けてあげられなかった。ごめんね。 そんな私がエホバの証人から離れた今、出来ることは何か… 今現在苦しんでいる方々に、あなたは一人じゃないよ!と、伝える事じゃないかと思いブログを書いています。 二世さんは、親に鞭打たれ宗教を強制され、辛く悲しく悔しい思いをしてきた、一番の被害者だと私は思ってます。 辛さを理解、共有できる人達はたくさんいるよ。
まずは何でも話せる仲間や、場所を見つけ、一人じゃない事を感じてほしい。
組織が偽りだと気が付いても、忌避の関係で簡単にエホバの証人を止める事が出来ない…としても、焦らないで新たな目標や人生設計を練り直し、自立できる力、生きる力、をつけ準備が整ったら、人生の舵を切ってほしい!
人生、順風満帆とはいかないかもしれない。
“ 雨に漂うは晴れ 晴れを追うは嵐 ”
時には雨が降っても…止まない雨はない。辛抱していれば、晴れる日が必ず来る。晴ればかりを追うと嵐に巻き込まれる。 エホバの証人の思考パターンは簡単には抜けません。繰り返される大きな不安や恐怖との戦いだったように思います。 大きな波を超える時、転覆を避けるためブレないようにしっかり舵を握り、
波に垂直に船首を向け乗り切る。
人生の大きな波に立ち向かう時も、ブレないようにしっかりと舵を握り、乗り越えてほしい。 苦労した分、幸せになってほしい! 心からそう思います。
Rain and later sunny
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