【前編】あなたは生まれながらにして奪われている~天理教2世が悟った天理教1世(親)の問題点~

最終更新: 5月5日

あなたはいったい何を奪われている?

たくさん奪われて来ただろう?

その中でも最初に奪われたものは何か?

あなたは気づいているだろうか?


奪われているのは



【選択権】だ。


みんなは僕を褒めてるんじゃない?!

私が違和感に気づいた最初の瞬間は朝だった。

小学1年になった朝のことだった。


それまでおつとめに行けば皆が喜ぶ。そう信じていた。

しかしその日の朝は違っていた。


「ヲイ!グレン!ナゼ寝坊シタ!」


昨日の朝までは言われるよしも無かったその罵声の意味が


【ワカラナカッタ】


父は小学校に上がったその日から、私を怒鳴り起こした。

朝づとめに起きろ、と。


私の見ていた世界はその日を境に色を変えた。

すべての嘘が空にも、地にも、人にも浮かんで見えるようになったのだ。


その月の祭典日、多くの信者さん方が教会に集まった。

おつとめ後の昼食会では皆、いつものように嫡男である私を褒めちぎった。

しかしあの日を境に私には彼ら彼女らの嘘が見えるようになった。


《みんなは僕を褒めているんじゃない!【会長の後継者】を褒めてるんだ!》

姉に対する親の進路強要

私は天理教5世で分教会の嫡男として生まれました。


就学前までおつとめ(朝夕の合同礼拝)に出たら喜ばれ、出なくても別段なにもない日々。

小学校入学の日、親に「なぜ起きてこない!」と怒鳴られたことから、家の宗教を俯瞰して見る様になりました。結果、中学では毎朝寝坊→毎朝怒鳴られる日々でした。


生まれた家は分教会で中学校から徒歩2分の位置でした。

もちろん友だちみんなの通学路になっていました。


地下鉄サリン事件の後、カルト宗教のみならず真っ当な宗教も社会から非難されていました。

そんな中、中3になった私は宗教を理由に集団いじめに合いました。

クラス男子3分の2は敵でした。


私が高2の春、姉と親が怒鳴りあっている現場に出くわしました。

親は天理教系大学に行けと姉に【進路強要】をしていたのです。


当時姉は留学という夢に向かって一心不乱に勉強していました。

もともとお世辞にも頭のよくなかった姉は努力の末、高3では進学クラスに。

英語だけで言えば、いつの間にか学校で3位以内をキープするに至っていました。

鈍い痛みと血の臭いがした…

「留学なんか行かさんぞ!天理大学へ行け!」

「お父さん?!私が留学を目指すって言った時、『応援する』って言ったじゃない?!」

「なんで今さらそんなこと言うの?!なんであんなこと言ったの?!」


怒鳴りあう二人の声を部屋の外から聞いていた私。

あまりにも理不尽な親の言い分に腹が煮えくり、部屋へ乱入した!


「行かせてやれよ!姉貴がこの2年間努力してたの知ってただろ?!」

「行っていいって言ったの親父じゃんか?!後出しジャンケンすんじゃねーよ!!」


普段温厚そうに見える親父は典型的な逆上型だった。


ゴスッ


庭に引きずり出された私の頬に、鈍い痛みと血の臭いがした…


親から暴行を受けた、その日。

私はミズノの筒型スポーツバッグに、当面の着替えと財布を入れて家を出た


生きるために手首を切った

一年間、日雇いバイトや怪しい仕事をしながら放浪生活をした。


いろいろあって、いったん家へ戻ることにした。

しかし神の存在をやはり受け入れられない…

教会で過ごす日々と気持ちとのギャップに悩んだ。


結果、自傷行為に至った。

ドクドク】と腕から血がにじみ出る。


生きてる】という実感が湧いた。


その後もこの矛盾の中で生きるために、手首を何度も切った。

「手首のリストバンドを外せ!」

当時働いていたミスタードーナツの社員から毎日言われた。


私は神を見かぎった

結局、20歳の夏。親の承諾なしにパトロンを見つけアメリカ留学

移住するつもりで再び家を出た。

ロスアンゼルスではプールつきの豪邸暮らし。車は黒のベンツ。学校へは運転手が送迎した。

私の目には当時『金髪美女とオープンカー』

そんな未来しか見えていなかった。

永遠と続く学校へのフリーウェイを走りながら、私は誓っていた。


もう【神の家へは戻るまい】と。


アメリカ逃亡時代には実際こんなことが起きた。


・リーマンショックでパトロンが単位の契約破棄

・パトロンの会社の急転落と倒産

・借金取りによるパトロンの逮捕

・パトロン留置によりパトロンの子(9歳)唯一の保護者に

・初めての子育て。お坊ちゃまはシャンプーさえ一人でできなかった

・水、ガス、電気すべてが止まる

・裁判での敗訴

・豪邸の差し押さえ(赤札通知)

強制退去命令日に、9歳の子を連れて夜逃げ

・乾物を舐めて空腹を満たす

・ベンツの盗難と思いきや、借金取りによる強制徴収

・借金取りに隠れ家がバレる

2度目の夜逃げ

・中国人不法就労者十数人とゴキブリ長屋での共同生活

ゴキブリを毎日5~60匹倒す毎日

・パトロンの子が友人宅から100万円を盗んで豪遊

「中国人を追い出したい」ゴキブリ長屋の大家から内密の相談

・長屋での乱闘事件と、警察の介入

・中国人不法就労者の夜逃げ

・ポツンと残された私とパトロンの子に大家が言い放った【退去勧告

・身の回りの物を売りさばいて作ったなけなしの10万円

・パトロンの子の住まいの確保と自身のホームレス転落への恐怖

・【格安航空チケット日本行き片道】が奇跡的に手に入る

・パトロンの子と涙の別れ

・航空機内で吐血された急病人の放送「医療関係者はご乗車でしょうか?!」

研修医と間違えられ、出来る限りの介抱を頼まれる

・初めての心からの祈り

・吐血されたおばあちゃんが助かる


など紆余曲折を経て、帰国。


ある日、


『自らの意思で』信仰することを決めた。


NS Glenn…宗教施設後継者の経済的自立支援に向けて活動準備中の天理教5世


ついに宗教1世(親)の問題点を暴く、後編へと続く~

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