ここに投稿しようと思ってから、早2ヶ月程度が経ちました。
書きたいことがたくさんあり、最後まで書ききることができるのかという思いがありました。
正直なところ、本当に最後まで書けるかどうか、僕にもよくわかりません。
ですが、今自分が抱えているものに折り合いをつけるためには、書けることは書いていこうと思います。
僕は、浄土真宗本願寺派のお寺に長男として生まれました。
そして、大学・大学院に行きながら僧侶資格を取得し、お寺を継ぐことを念頭に置いて生きてきました。
ですが、その中で「信仰」「キャリア」「家族」という3つの問題にぶつかり、今、僧侶を辞めようと考えています。
何を思い、そこに至ったのか。
これまで、お寺に生まれた子どもを「宗教2世」として考えるという視点はあまりなかったように思います。
一般的に、お寺・伝統教団と呼ばれる宗派は比較的教団の風通しも良く、僧侶といえば(坊主丸儲けという批判もありますが)社会的評価もそれなりに高く、その跡取りを「宗教2世」として捉えることがタブー視されている感もあります。
ですが、社会的に評価される人の家に生まれついてしまったが故のしんどさもあるのではないか。
そしてそれを言語化していくべきではないか。
そんなことを考えるようになりました。
他の2世の皆さんと重なるところと、そうでないところ。
これから、少しずつ言葉にしていきたいと思います。
きゅーどーしゃ
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